英語の勉強をし直したい私たちにちょうどいいテストがTOEIC Bridgeです
TOEIC(トーイック)って聞いたことあるけど、受験する機会がなかった現社会人のわたしたち。
自営業の人も英語が必須になることもあるでしょう。
初・中級者が自分の英語力を知るためにちょうどいいテストがTOEIC「Bridge(ブリッジ)」です
本記事は英語初心者の筆者がTOEICBridgeについて調べたことをまとめています。
TOEICとの違い、受験方法、対象のひとを本記事でサクッと説明します。
TOEICBridgeってなにかわからない人
英語初心者
これから英語を学びたい人
仕事で英語が必要になった人
- これを読めばTOEICとTOEICBridgeの違いがわかります
- TOEICBridgeを安心して受験できます
- TOEICBridgeを受け自分の英語力を知ってモチベUP!
そもそもTOEIC(トーイック)とは
TOEIC Program という
英語コミュニケーション能力を公平公正に評価する世界共通の基準です
TOEIC Programとは|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)
- 合否ではなくスコア(点数)で評価する
- 世界160か国で実施している
- 教養や知識だけでなく実際のコミュニケーション能力を評価する
といった特徴から世界中で英語能力をはかるテストとして利用されています
グローバルな試験なんだね!どんなときに必要なの?
就職や転職、留学、昇進や海外赴任、ボランティア活動とかかな
就活でTOEIC何点か書けば有利だって聞いたことあるな
新卒の時はもちろんだけど、社内の昇格試験や転職にも有利だよ。TOEIC何点以上取ることを社員に課している会社もあるみたい
ブルブル・・・
2023年6月時点でTOEICのテストは5種類あります
- TOEIC Listening & Reading Test
-
こちらはリスニングとリーディング
つまり「聞く力」と「読む力」をテストします
一般的にTOEICといえばこのテストを指します
- TOEIC Speaking & Writing Tests
-
スピーキングとライティング
つまり「話す力」と「書く力」をテストします
試験会場にてパソコンとヘッドセットを使って試験をします
- TOEIC Speaking Test
-
スピーキング「話す力」のみテストします
試験時間は約20分と短いです
- TOEIC Bridge Listening & Reading Tests
-
こちらもリスニングとリーディング
「聞く力」と「読む力」をテストしますが、
上のTOEICと違うところは初・中級者向けということです
具体的に中学生や高校生でも受験できる内容になっています
TOEICとこのTOEICブリッジの違いは後で書きます
- TOEIC Bridge Speaking & Writing Tests
-
スピーキングとライティング
「話す力」と「書く力」をテストしますが、
初・中級者向けです
本記事はこのなかでも初・中級者むけのBridgeについて掘り下げるよ!
TOEIC Bridge(ブリッジ)とは
ブリッジ(橋)という名前のごとく
本格TOEICとの「橋渡し」的な位置づけのテストがTOEICBridgeです。TOEICとおなじようにListening & Reading のテストを受験する人が多数です。
本記事ではどちらのTOEICもListening & Reading の前提で記述します。
TOEICに比べてBridgeのほうは受験者が少なく
2022年公開テストの受験者数ではTOEICが97万人、Bridgeは3200人でした
あきらかにTOEICのほうが受験者数が多いですね。
それには理由があって、TOEICBridgeは履歴書上であまり有利ではありません。
もしBridgeで高得点をたたき出し、履歴書の資格欄に書いたとしても
「あ~、Bridgeのほうね。はいはい。」
で終わります。実際はどうか知りませんが大企業はそのようです。
せっかく自分の英語能力をアピールするなら断然TOEICのほうが会社から評価されます。ですから、大学生以上はBridgeではなくTOEICの方を受験することが推奨されています。
Bridgeはあくまで初・中級者がTOEICの練習、慣らしにテストするといったものです。
TOEICは出題音声も問題用紙も選択肢も英語です。初心者には恐怖でしかありません。
TOEICBridgeはスコアを狙うより「TOEICの主題形式に慣れること」を目標にするものですね
TOEICとTOEICBridgeの違い
- 試験内容はどう違う?
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どちらもリスニングとリーディングの試験なので「聞く」「読む」ができればOKです。「話す」「書く」がないので初心者でもスコアが取りやすくなっています
どちらもマークシート方式なので聞き取れない、わからない問題があってもどれかにはマークしましょう
テストが求める技能はTOEICもBridgeも大きく変わりません。試験時間や難易度に違いがあります
設問は英文のみで、英和訳問題はありません
- 試験時間は?
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TOEICのリスニングが約45分・リーディングが75分で、合計約120分 200問
TOEICBridgeのリスニングは約25分、リーディングは35分合計で約60分 100問
試験時間も問題数もちょうど半分です
TOEICのほうがずっと試験時間がながく、集中力が必要です
TOEICBridgeは初心者でも集中力を途切れさせずできる長さになっているかなと思います
- 試験の難しさは?
-
TOEICの出題シーンはビジネスを想定したものですが、TOEICBridgeは日常生活を題材にしています。そのためイメージがしやすいです
そしてリスニングはゆっくり、リーディングは難しい単語を使わずに(TOEICと比較して)問題が作成されています。
Bridgeは中高生でも受験できるレベルとあって、一言で言えば簡単なのかもしれません
公式サイトに試し問題がありますのでぜひやってみてください。ちなみに筆者の正解率は半々といったところでした・・。
TOEICの試験問題はネイティブスピーカーが実際に話すイディオム(熟語)や言い回しを採用しているのが特徴です。
よって、日本で勉強してきた英語の知識だけだと戸惑うことがありますので、TOEIC専門の教材をやってみて慣れたほうがいいです
- 試験の日程は?
-
TOEICは2週間に1度ほどの開催のようです。
けっこう開催している感じがしますが、TOEICだけです。
Bridgeのほうは回数が少なく、
札幌、岩手、宮城、水戸・県北、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、新潟、石川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、愛媛、福岡、熊本、沖縄
1年に4回のみ開催です。(2023.6現在公式サイトより)
たとえば2023年8月6日試験
試験一か月前の7月5日に申し込み締め切り
試験後およそ一か月後の9月8日に結果を送付
といったスケジュールです
締め切りが割と早いので注意してください。
また、TOEICは大学の中で開催されることが多いですが
Bridgeは会場が明らかにされていません。少なくとも申し込み時点では。
大学や高校で実施されるような。ちょっとドキドキしますね。
- 試験の点数(スコア)はどれくらい?
-
テスト結果は合格・不合格ではなく、リスニング15~50点、リーディング15~50点、テストスコア30~100点の1点刻みで表示されます。 このスコアは正答数そのままの素点(Raw Score)ではなく、スコアの同一化(Equating)と呼ばれる統計処理によって算出された換算点(Scaled Score)です。
テスト結果について|TOEIC Bridge Listening & Reading Tests|【公式】TOEIC Program|IIBC (iibc-global.org)正しい英語力がはかれるよう、受験者の正答率などを考慮し採点の配分をしているそうです。
粗点だけだと正しい英語力が測れないそうです・・・?
数学ができないのでよくわかりませんが、取れた点数がそのままスコアになるわけではありません
また、問題用紙も回収されるので答え合わせはできません
TOEICは990点満点です。
TOEICとBridgeの点数相関は、
受験の目的(TOEICの慣らし)的にあまり意味がないと考えているのでここには載せません
- 申込から受験までの流れは?
-
STEPテスト日程を決める
公式サイトのテスト日程から試験会場と日時を調べましょう
STEPインターネットで申込み受験したい日に申込み
※インターネット申し込み受付期間があるので注意
STEP受験票の到着をまつ受験票は試験日の約2週間前に発送されますので、必ず到着確認をしましょう。
受験票がないと当日受験できません
万が一届かない場合は公式サイトへGO
STEP試験当日試験の30分前から受付が始まります
余裕をもって家を出るようにしてください
前日にしっかり寝ることも忘れずに!
Bridgeのほうがいい人はこんな人
- 自分の英語力を知りたい人
- まずは腕試しをしたい人
- いきなり英語オンリーのテストは怖い人
- 試験は学生ぶりで、まず60分間で試したい人
- 趣味で英語を習いたい人
- 長期的にTOEIC高得点を目指していきたい人(焦ってない人)
どちらを受験したらいいの
結局どっちがいいんだよぉ
転職に使いたい人はスコアが重要視されるし、いきなりTOEICに挑戦するのもいいわ。けど初めてで不安なあなたはBridgeで慣らしてみてはどう?
たしかに。120分は長すぎて疲れそう。試験の雰囲気もみてみたいな
受験料がかかるし住んでいる地域で受験のタイミング変わるから、公式サイトからしっかりチェックしましょうね
公式サイトを見てみたけど、試験の日程や平均スコア
教材やQ&Aもあって充実してるね
試験日程から逆算してテストを受けてみるか決めてもいいね
TOEICの勉強におすすめのアプリや教材
筆者がおすすめするスマホアプリが2つあります。
実体験なのでこちらをみてみてください!
どちらもゲーム感覚ででき、無料版で楽しく勉強できます
Bridgeを大人が受験したら恥ずかしい?
TOEICBridgeで検索すると「大人の受験は恥ずかしい」とでてくることがあります
声を大にして言います
恥ずかしいことなんてありませんっっ!
恥ずかしいとか、かっこ悪いとか
そんなことを思う人はいつか成長が止まる人です。
初心者が初心者向けのテストを受けるだけのことです。全く普通のことです。
英語力を上げるために受験する自分をまずはほめてあげてください
あと、周りは自分が思うほど自分をみていません。
TOEICだろうがBridgeだろうが、上には上がいます
自分はまだ始めたばかり、伸びしろしかありません。
自信をもって、TOEICを受験していきましょう!
筆者も受験するつもりなのでレビューなどまたUPします!
まとめ
TOEIC(トーイック)について少しはわかっていただけましたか?
世界基準で求められる英語をはかる試験です。
筆者は英語の勉強を始めて少しネイティブのリスニングができるようになりました。
大人になってからも出来ることが増えるなんてとても楽しいです。
正直、自分が「英会話」をしたいのか「TOEICで高得点を取りたい」のかまだわかりません。
これから経緯についても発信していきますのでよかったらコメントいただけると励みになります。
大人の社会人のみなさん、一緒に英語スキルを磨いていきましょう!
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